はい、このポストもまたじゃが芋についてです。お気づきになったかもしれませんが、私はじゃが芋の大ファンです。実際、じゃが芋で、実にたくさん美味しい料理が作れる!(たとえば、ポテトポタージュ、ブラートカルトッフェルン、フライドポテトパテ等々)
ここで紹介したいのは、じゃが芋で作ったシュヴァーベン地方の名物家庭料理。シュヴァーベンという地域はドイツの南西にある。方言が強くて、シュヴァーベン人は、ポジティブに言うと、勤勉で堅実な、ネガティブに言うと、ケチで頑固な人間です。。。。。。けれども、これはすべて偏見かもしれない。
ブバシュピッツレの生地や作り方は母の故郷のクネーデルと全く同じ。でも形と、できあがってから、細かいパン粉を付けて揚げて食べることだけが違うのだ。
最初から説明しましょう。
このクネーデルはその形の名前にちなんで名づけられた。ブバ(Buba)というのは、シュヴァーベン語で言う“男の子“、シュピッツレ(Spitzle)はSpitzという“先“の指小語尾、すなわち“小先“の意味で、そうすると、“男の子の小先“と訳すことができる。さ~、何でしょうね。以下の写真を見たら、わかると思う。
レシピ
材料(三人分)
- 茹でたじゃが芋 3個ぐらい
- 卵 1個
- 小麦粉 200gぐらい
- 塩、胡椒
- 細かいパン粉(日本のパン粉でもオーケー)
- バター 70gぐらい
お好みで
- ナツメグ 小さじ半分ぐらい
作り方
じゃが芋の皮をむいて卸してから、卵と塩胡椒、お好みでナツメグを加えて、少し混ぜます。
次に、生地が粘らなくなるまで、少しづつ小麦粉を加えていって、生地が扱い易くなったら、長い棒状に形成する。
生地で作った棒を長さ0.5cmぐらいずつに切って、
この一個づつをさらに手で長い形にこねて、
(形はちょっと大きくなっちゃったけど。。。)
最初にクネーデルを一個、テストとして沸いているお湯に入れてみるのを忘れないでね。
それから、残りのクネーデルを沸騰したお湯に一個ずつ入れて、弱火で7分ぐらい茹でること。ブバシュピッツレが重ならないように鍋に入れてください。また、底にもくっつかないように気を付けてくださいね。ブバシュピッツレは茹でているうちに自然に浮き上がるから。
次に、フライパンにバターをたっぷりいれて、バターが完全に溶けちゃってから、細かいパン粉を加え、それから、出来上がったブバシュピッツレをいれる。
注意深くまぜながら、キツネ色になるまで焼くこと。私はいつも、好きなサラダと一緒に食べる。
インゲン豆が大好きだから、今はちょうど旬(しゅん)の季節だし、インゲン豆サラダを作った。