主食といえば、日本はご飯。ドイツはパン(やポテト)。パンの種類もたくさんあって、形も味も色々あります。もちろん、ドイツではパスタやご飯も食べられていて、面白いことに、ポテト優先の地方やパスタ優先の地方もあるけれど、やっぱり普遍はパンです。
ドイツにはパン屋さんが、どこにでも、隅々まである。だけど私はパンを自分で作ります。理由は簡単。手作りパンが一番美味しいからです。昔と違って、現在のパン屋さんのほとんどは、パンを作る時、様々な種類の穀物や酵母だけじゃなくて、色々な他の添加物も入れています。毎日同じようなパンを作れるようにするためと言われている。パン屋さんの味はやっぱり手作りパンの風味とは違うと思います。だから、自分でパンを作り始めました。
紹介したいレシピはとても簡単で、出来上りはとても美味しい。パンの生地もこねる必要はないから、便利なレシピです。
レシピは、小型用と中型用のサイズの材料を、どちらものせます。
動画のパンは全粒小麦粉や強力粉で作った小型のパンです。
材料(小型):
・小麦粉 450g (全粒粉 235gと強力粉215g)
・ドライイースト(インスタンド) 小さじ2杯(すりきり、約 6g)
・塩 小さじ2杯(すりきり)
・水 約380㎖
材料(中型):
・小麦粉 770g(全粒粉500g、強力粉270g)
・ドライイースト(インスタンド) 7g(小さじ4杯ぐらい)
・塩 小さじ4杯(すりきり)
・水 約630g (全粒小麦粉の場合は650g)、小麦粉による※
お好みで:
キャラウェイ 小さじ2杯
※全粒小麦粉のパンを作る時は水分をやや増やします。
小型/中型パンの作り方:
①小麦粉、ドライイースト、塩の3つを器に入れ、さっと混ぜて、そこに水を徐々にくわえながら、生地をよくかきまぜる。粘り気が出ますが気にしないで。この生地は、あまり手でこねないので、大丈夫です。
②発酵させるため、蓋をして暖かいところに2時間ぐらい置いておく。
③220℃に予め温めておいたオーブンに入れて、小型のパンなら、45分、中型のパンなら、60分、焼く。
ダッチオーブンを使った場合は、最後の15分は、蓋なしで焼くこと。
④出来上り!
ドイツパンらしいパンを味わえました!
はちみつとバターをのせて食べたら美味しかったです。
おかずと一緒に食べても相性の良いパンですね。