雑穀 (millet), その1(作り方) 2022-07-152022-05-27 by happy kizuna 雑穀が大好き。 なぜ人はあまり食べないのかと思う。美味しくないと思っているのか、または昔の庶民の料理だったからおしゃれじゃないと思っているのか。 実は、雑穀を食べていた頃の江戸時代の庶民はとても賢かった、知らずに。と私は思う。どうしてかというと、雑穀は、身体に良いから。 とりあえず、私は大好き。 雑穀というのは色々な種類があるのですね。私が今手に入れられるのはアワやヒエじゃなくて、黍(キビ)です。 雑穀というものは、日本でだけじゃなくて、ヨーロッパでもあまり評価されていなさそう。友達に聞くと、答えはいつも同じ:食べることはないって。理由を聞くと、黍(キビ)は鳥のカナリアの餌としてしか知らないと言っています。つまり、私はカナリアの餌が大好き。 誤解が生じないように言っておくと、実家の主食が黍(キビ)って訳じゃなくて。つまり、毎日は食べてなかった。実は、全然食べてなかった。そういう状況でありながら、私はどうやって黍(キビ)に恋愛感情を抱きはじめたのか? そのきっかけは、健康が理由だと思われるかもしれませんが、そうじゃなくて、当時の私は美人になりたかった!痩せるために、健康食品の店で七穀の穀物の養生法の広告を見て、これで健康的に痩せることと思い込んで、結局買ってしまった。 私の記憶が正しければ、七穀の穀物は米、黍(キビ)、蕎麦、小麦、えん麦、大麦、スペルト小麦の組み合わせだった。これは全部の穀物が混ざった状態じゃなくて、それぞれの穀物が一つずつそれぞれ150gの袋に入っていて、説明書には、その一種類ずつの穀物が入った袋を、朝、昼、夜に一つずつ、ごはんの主食にするよう書かれていた。つまり、黍(キビ)が入っている袋も普通のご飯のように、朝ごはんか昼ごはん、または夜ごはん用に主食として調理されるものだと考えられた。その七穀の穀物には、それぞれの穀物についてのおすすめのレシピが書かれた、小さなブックレットが付いていました。 その150gの黍(キビ)は啓示だった。七穀の穀物が全部黍(キビ)でも良かった。 とりあえず、その時から、黍(キビ)が大好きになった。 雑穀でどんな料理を作れるのかここで紹介したい。もし興味があったら、作ってみてね。。。 黍(キビ)ごはんの作り方は簡単。 基本的なルールは黍(キビ)1に対して水2の割合。 例えば、黍100gの場合は、水200gを使うこと。 じゃ、作りましょ。 材料:(2人分) キビ(雑穀)100g 水 200g (基本の)作り方 ・なべに油をちょこっと引いて熱し、強火で(ポップコーンを作るような熱さ)、混ぜながら、いい香りが出るまで1分ぐらい炒めること。黍(キビ)が焦げないように気を付けましょう。 ・1分間、炒めたら、その後、水を入れて、その水が沸いたらすぐ蓋をして、そのまま弱火で15分ぐらい炊くこと。 ・黍(キビ)がフワフワになるまで炊いたら出来上がりです!ベチャベチャにならないように注意してね。 もし黍(キビ)が手に入らない場合があったら、粟(アワ)とか稗(ヒエ)を購入して、粟(アワ)や稗(ヒエ)のごはんを作ってみてください。作った時の経験や味も、是非教えてください!とても興味があるから。。。