ドイツでは、子どもの頃セモリナプディング(独: Grießbrei グリースブライ)を食べたことがない人をほとんど知らない。なぜかそうであるのは簡潔に説明されられる: セモリナプディングは簡単に作られるし、お腹がいっぱいになるもあって、それから、これは一番大切な理由で、甘いから、子供が喜んで食べる料理なのだ。そうです、料理になります。副食とかスナックじゃなくて、“メインメ・ディッシュ“になるのですから、子供にほど美味しい料理はないかもしれません。
大人になると、子供ころのような甘いセモリナプディングを食べなくなってしまう。セモリナは、お代わりに、クネーデル・スープの材料等々となっている。と言っても、デザートとして残っている。大人のバージョンのデザートとして。すなわち、ラムとベリーの赤い果実酒をかけたバージョン。
じゃ、作ってみましょう。
材料: 2人分
・牛乳(豆乳やオーツミルクでも良い、水※もok) 200ml
・セモリナ(コムギとかトウモロコシとかイネで作った好きな物※※) 20g
・砂糖(蜂蜜など) 小さじ1~2杯
・塩 ちょっこと
オプショナル
・バター 小さじ1杯
・レモンの皮 ちょっこと
※牛乳がなくて、その代わりに水を使いたいなら、水に生クリーム少し入れたほうが美味しくなる。
※※私はトウモロコシのセモリナをこのレシピで使っているけれども、住んでいる場所によって、どれでも手に入られるセモリナが良い。
作り方
1. 鍋に牛乳、あるいは、好きな物を入れ、砂糖や塩、それからバター(オプショナル)を加え、沸騰させる。牛乳なら、吹きこぼれないように気を付けて下さい。
2.沸騰した牛乳に早くにセモリナを入れ、火を止めて、泡立て器で1~2分ぐらいよくかき混ぜる。そのままに置いておく。
3.冷してから、小皿に盛り、好きなトッピング※をかけて、できあがり!
※もちろん、ラム・ポットだけじゃなくて、シナモンとかレブクーヘンのスパイスとかフルーツとかナッツ類のようなトッピングをかけても美味しいですよ。