ポテトポタージュスープ 2022-07-152022-03-05 by happy kizuna 残り物の料理が好き。 残り物で美味しい料理がつくれますよ。きっと。 私の曾おばあさんは特に上手だった。今考えると、どこか当然のことだった。彼女は二つの世界大戦を体験した。二十八歳で未亡人になった。夫は1914年、第一次世界大戦が始まったばかりの頃、戦死した。彼女と小さな子供三人が残された。百姓をして働いて子供を育てながら、生活は、少しのお金でしか送れなかったが、料理は、うまかった。 例えば、前日の夜の料理で残ったボイルドポテト、一、二個があったら、ポテトポタージュを作っていた。 日本の昔の家庭に常にあった大根と同じように、およそヨーロッパの地方には、いつもじゃがいもと玉ねぎ、そして時々、人参もあった。その三つの材料だけで、美味しいスープを作れる。 現在から考えると贅沢と思われるが、バターがよく使われた。 実は、バターがコツ、いや、バターと玉ねぎがコツ。それがあったら、何でも美味しいスープが作れる。玉ねぎをバターで柔らかく透明になるまで煮込むのは、スープの基盤。 ポタージュスープはどうやって作ったのですか。 前日の残りじゃが芋のポタージュ 材料:(2-3人分) ・じゃが芋 2個(残り物の茹でられたもの) ・玉ねぎ 大1個、または小2個 ・人参 1本 ・バター (なければ、オリーブオイルでもいい) ・塩、胡椒 (あったら、白胡椒) オプショナル: ・生クリーム(ちょこっと入れたら、もっと美味しくなる) ・野菜コンソメ(ホントはいらないと私は思う) 作り方: ・じゃが芋(残り物の茹でられたもの)は皮をむいて切り、人参は輪切りに、玉ねぎはみじん切りにする。 ・鍋にバター大さじ1杯を入れて弱火で熱して、玉ねぎを入れて透き通るまで2分炒める。人参を加えて、鍋にふたをしてさらに5分間ぐらい弱火で炒める。玉ねぎが焦げないように気を付けてください。 ・じゃが芋、水500㏄を加えて、ふたをして、じゃが芋が煮くずれるくらいまで約15分間煮る。 ・ミキサーですり潰して、煮立ったら塩、胡椒を加えて、もしあったら生クリーム少々も加えて、味を整える。 ・器に盛り、あったらパセリか浅葱をのせる。温かいうちに召し上がってください。 Bon appétit!