雑穀 (millet), その 2 2022-07-152022-05-30 by happy kizuna (レシピ1で作ったキビに合わせる)レンズ豆のレシピ 黍(きび)のことをよく考えてみると、必然的に、人はいつからこれを食べてきたのかという疑問がもたらされる。ヨーロッパでも古くから食べられていたから、原産地はどこにあるのかという問題が浮かび上がってきた。つまり、黍(きび)は、どこで初めて栽培されたのか。 黍(きび)という雑穀の歴史を調べると、日本だけじゃなくて、世界中で栽培されていた。種類も昔からたくさんあったそうで、種類によって、ユーラシア大陸の中央アジアの東の方やインド大陸で耕作されていた。その種類の中で、最古に栽培された雑穀は、黍(きび、学名: Panicum miliaceum L.、英語: common millet、独語: Rispenhirse)と粟(あわ、学名: Setaria italica L.、英語: foxtail millet、独語: Kolbenhirse)であると推測されている。 初めて栽培された原産地についての文献を参照しながら、二つの起源地説が浮かび上がった。一つ目は中国を中心とする。なぜかと言うと、考古学上の発見で、特に中国の北の方にたくさん雑穀の種類があったからだそうです。二番目の説は、考古学上の調査結果で、中国の北の方だけじゃなくて、他の色んな場所でも耕作されたことが明らかになった、という事です。その説の核心は、キビとアワは、中央アジアやアフガニスタンからインドにまで及んだ場所で最初に栽培され、そこから西はヨーロッパに、東は東アジアに広がっていったのです。 その事を想像してみると、なぜ学者は物事の原産地を探る時、いつもただ一か所の原産地しか考えないのか、逆に、原産地が色々な所で同時に発生する可能性を全く無視するのか。不思議ですね。 といったところで、さて、学問は、ここで終了しましょう。 始めは、キビのレシピを紹介しようと思ってたのに。。。 じゃ、始めましょう。 キビとレンズ豆はよーく合う(と私は思う)。だから、ここでレンズ豆のレシピを紹介しましょう!(レンズ豆は種類がたくさんあるので、それについてここを参考にしてね。) (キビ料理に合わせる)レンズ豆のレシピ(辛口!) 材料(2人分) ・レンズ豆 カップ(山盛り、200g以上)1杯 (ダルという種類以外なら、どんな種類でもいい) ・玉ねぎ 1個(大きめがいい) ・唐辛子 1個(辛さの好みによる) ・生姜 2㎝ぐらい ・にんにく 1片 ・酢 大さじ1、2杯(米酢、ワインヴィネガー) ・バター (これがベスト)、または、食用油(何でもいいけど、油だったらオリーブオイルがベスト) ・フェヌグリーク 茶さじ半杯(お好みで) レンズ豆をたっぷりの水で柔らかくなるまで沸騰させます。(この時、絶対、水に塩は入れないでください、豆があまり柔らかくならないから。)レンズ豆を沸騰させている間に、玉ねぎをスライスして、唐辛子、ニンニク、生姜も細かく刻んでおきます。フライパンにバター(か食用油)を入れて、そこに、さっき刻んでおいた唐辛子、ニンニク、生姜を入れて、(フェヌグリークと)スライスした玉ねぎを加えて、全部が柔らかくなるまで焼くこと。 沸騰させていたレンズ豆が柔らかくなった後、茹でた水を少しだけ残しつつ(豆の食感の好みによります)余りは流して、そこに、酢と、フライパンで焼いておいた玉ねぎと香辛料を加えて、さらに、塩、胡椒で味を調えること。 キビごはんとサラダと一緒にお皿に盛ったら、出来上がり!